下記疾患の診断と治療を行います。
1.耳疾患
外耳炎、急性中耳炎、慢性中耳炎、小児急性中耳炎、小児滲出性中耳炎、めまい、耳鳴り、難聴など。
2.鼻・副鼻腔疾患
花粉症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻出血、嗅覚障害など。
3.のどの疾患
かぜ、扁桃肥大、扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎、気管支炎、咽喉頭異常感、頸部腫瘤、胃食道逆流症など。
4.その他
補聴器フィッティングなど。
<花粉症について>
■花粉症でこんな症状ありませんか?
*くしゃみがでる
*鼻みずがでる
*鼻がつまる
*味やにおいがよく分らない
*よく眠れない
*口が渇く
●くしゃみ
くしゃみは外から入った異物を外に出そうとする防衛反射です。
花粉症では、連続して何度も起こるのが特徴です。
●鼻みず
鼻みずは吸気をろ過、加湿する上で重要な役割を果たしていますが、花粉症ではその分泌が亢進し、鼻からたれたり、のどに流れたりします。
鼻みずは水溶性で、いくらかんでも出てきます。
●鼻づまり
鼻閉は鼻粘膜の腫れや血流の悪化によって起こります。
重症化すると、両方の鼻が完全につまり、口呼吸になります。
●鼻づまりの可能性
*味やにおいがよく分らない *よく眠れない *口が渇く
ご自信では気づいていない鼻づまりの症状をお持ちの可能性があります。
鼻づまりがひどくなると、両方の鼻が完全にふさがり口呼吸になってしまいます。
口呼吸になると、睡眠不足や、のどの乾燥・痛み、においや味がわからなくなるなど、日常生活にさまざまな悪影響を及ぼします。
◎花粉を避けるために日常生活で気をつけること
1.花粉情報に注意する
2.飛散の多い時の外出を控える(外出時にマスク・メガネを使う)
3.花粉が付着しやすいので表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける
4.帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する(洗顔・うがい・鼻をかむ)
5.飛散の多い時は、窓・戸を閉めておく(換気時の窓は小さく開け短時間にとどめる)
6.飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避ける
7.掃除機を励行する(特に窓際を念入りに掃除する)
<アレルギー性鼻炎の症状と治療>
アレルギー性鼻炎のお薬には様々なタイプがあり、それぞれのお薬に役割があります。
症状を出来るだけ少なくし、普段に近い生活を送るためには、症状や重症度にあった薬剤を選択することが大切です。
*抗ヒスタミン薬/くしゃみや鼻みずが主症状である場合によく使用されます
*ロイコトリエン受容体拮抗薬/鼻づまりに対する効果が優れています
*鼻噴霧用ステロイド薬/くしゃみ・鼻みず・鼻づまりのいずれにも効果があります
*その他 漢方薬など